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エアライナーシリーズ B777のエンジン1 [エアライナー]

さて、今回ある方のブログでボーイング777のエンジンについて、少しコメントしましたら
責任もってしっかり解説して下さいとのことですので、いっそのこと新シリーズにして
しまうことにしました。
えっくすの飛行機好きは子供の頃に本で見たコンコルドに一度乗りたいと思ったことでした。
コンコルドに乗る夢はとうとうかないませんでしたが、展示品でよいので見に行こうと
思っています。
さて、ボーイング777のエンジンは現在タイプ別に搭載エンジンが限定されています。
まずは初期型の777-200に搭載されているエンジンはPW4000シリーズと呼ばれる
ものでアメリカのプラット&ホイットニー社製とロールスロイス トレント700、
ジェネラルエレクトリック製のGE90シリーズから航空会社が選択しています。
日本の全日空で採用しているのはPW4000シリーズのPW4090です。
このネーミング、かつてP&W社のエンジンはJT8D(B727に搭載)、JT9D
(初期の747、DC10に搭載:先日福岡でタービンブレードが落下したのもこのタイプ)
などのようにJT##だったのですが、1990年代後半からPWシリーズに変わりました。
PW4090の推力は海面上で9万ポンド(約40トン)となります。ここでお気づきの方も
あると思いますが、PW4090の末尾2桁は推力を表しています。現代のジェットエンジンは
高バイパス比のターボファンエンジンばかりと言ってよい状態となっています。
ターボファンとはジェットエンジンの圧縮機の前に口径の大きなファンを配置して、
エンジンの周囲に空気だけを流してエンジン内で燃焼させたガスと混ぜて噴出する
構造で燃費や騒音の改善効果が得られます。PW4090エンジンのバイパス比は約8という
ことは、燃焼する空気とバイパスされる空気の比率が1:8。実に燃焼される空気の8倍が
バイパスされています。
P&Wのエンジンはエンジン側面に鷲のマークがあるので区別がつきます。
3社からエンジンが供給されていた777ですが、最新型の777-300ERでは開発リスクの
観点から1社(GE)のみの供給となっています。
尚、A380のエンジンはP&WとGEが手を組み、GP7000シリーズが搭載される
予定となっています。
次回はGE90シリーズについて書きましょう。
長文におつきあいいただき感謝します。


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